森本啓太 作品集『KEITA MORIMOTO Illuminated Solitude』
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活動12年の代表作約100点を収録した作品集
仄暗い画面に浮かび上がる、ドラマチックな光の表現を用いて描かれるのは、どこでもありどこでもない場所、あるいはまた誰でもあり誰でもない人々。あえて決まった物語を持たない森本の作品は、鑑賞者の個人的な記憶や感情と結び付き、誰もがありふれた日常の中に特別な物語を持っていることを思い起こさせます。
待望の初作品集となる本書は、カナダで発表した初期作品から2024年作品まで、約100点を贅沢に収録。活動12年目を迎える森本の作品世界に没入できる一冊になっています。
発行: カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売: 美術出版社
価格: 7,150円(税込)
発売日: 2024年11月11日
仕様: 142ページ、 A4 上製本、日英バイリンガル
[アーティストプロフィール]
森本啓太(KEITA MORIMOTO)
1990年大阪生まれ。
2006年にカナダへ移住し、2012年オンタリオ州立芸術 大学(現・OCAD大学)を卒業。
カナダで活動したのち、2021年日本に帰国。現在は東京を拠点としている。バロック絵画や20世紀初頭のアメリカン・リアリズム、そして古典的な風俗画の技法やテーマに強い関心をもち学んできた森本は、これらの伝統を参照し、ありきたりな現代の都市生活のワンシーンを特別な物語へと変貌させる。象徴的に「光」を描くことによって、その神聖で普遍的な性質を消費文化の厳しい現実と融合させ、歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。 森本の作品は、トロント・カナダ現代美術館、K11 MUSEA、宝龍美術館、Art Gallery of Peterborough、The Power Plant Contemporary Art Gallery、フォートウェイン美術館などで展示されてきた。他にコレクションとして、 滋賀県立美術館、アーツ前橋、ハイ美術館(アメリカ)、Fondazione Sandretto Re Rebaudengo(イタリア)、マイアミ現代美術館(アメリカ)がある。
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